越境ECプラットフォーム「和食エクスプローラー」
越境試食サンプリング調査「ワンバイトジャパン」
ゴハンスタンダード株式会社は「和食を世界の家庭料理に」をミッションに据え、越境ECを運営している会社だ。
近年、日本食の世界遺産登録や食品輸出額が過去最高の7400億円を突破するなど、世界における日本食の存在感が増している。とは言え、例えばイタリアは日本の半分以下のGDPでありながら年間約5兆円を食品輸出で稼いでおり、まだまだ日本食は成長の可能性を秘めていると思っている。
ゴハンスタンダードは、1.日本食を海外の家庭で定着させる「内食の啓蒙」、2.外国人が日本食を体験する機会を増やす「試食の場の提供」を中心に、先進国の家庭において週に一度は日本食を食べることが当たり前の時代を創ることを目指している。
「和食を世界の家庭料理に」を実現するために、以下の4つの事業を進めている。
① 日本食レシピ動画メディア
② 越境試食サンプリング調査「ワンバイトジャパン」
③ 越境ECプラットフォーム「和食エクスプローラー」
④ インバウンドフードツーリズムプロデュース
日本食を知りたいというニーズには① 日本食レシピ動画メディアを展開。日本食を食べてみたいというニーズに対しては、越境で試食サンプリング調査ができる② 「ワンバイトジャパン」を提供している。日常的に食べたい・購入したいというニーズに対しては③ 越境EC「日本食エクスプローラー」、より深く日本食を知りたいというニーズに対しては④ 生産地を訪ねる旅行商品のプロデュースを提供している。我々はこの4つの事業を有機的に組み合わせ、お客様に価値を提供している。
越境サンプリング調査「ワンバイトジャパン」は日本にいながら輸出先のターゲット調査ができるサービスだ。国内食品メーカーなど自社商品を輸出したい企業から調査料金を頂いて、自社商品の試食サンプルを現地外国人会員に試食してもらいフィードバックを得るという仕組みだ。つまり、現地に行かずに、ローコストでマーケット調査をし、商品改良やPRのヒントを得ることができるのだ。外国人会員は、このサービスにおいて日本食を無料で試食できるために評価が高く、54カ国で18万人を開始から6か月、コストゼロで集客ができている。
ワンバイトジャパンで得た情報をもとに、越境EC「日本食エクスプローラー」で日本食を販売している。日本食エクスプローラー上に、国内食品生産者が出品した商品を日本食が好きな外国人が購入し売上代金を得るというサービスだ。月額数千円という安価な金額から利用できるため、海外販売などを考えたこともなかった中小食品メーカーが日本の食品を世界に売り込むことを可能にしている。
日本食を輸出促進することがその存在感を増すことにつながる。日本食が世界の家庭料理として愛されることを目指して今後も事業展開していく。