レストランの予約がこどもの給食に
社会貢献型グルメアプリ「テーブルクロス」
通常、飲食店からみると、グルメサービスは掲載課金型を採用しており、集客のために月額平均4万8千円の広告費用を投入しているのが現状である。それに対してテーブルクロスは1人の予約につき180円の広告費を支払うという完全成果報酬型のモデルのため、飲食店側も導入しやすいサービスとなっている。給食を届ける仕組みとしては、広告費用180円のうち30円をNPO法人に寄付し、NPO法人から世界7ヶ国の途上国の子どもたちに給食が届けられる。つまり10人の予約が入ると飲食店からテーブルクロスに1800円支払われ、発展途上国には10食分の給食が届くような仕組みになっている。給食支援成果を可視化するツールとしてエンジェルカウンターと呼ばれるシステムを導入している。このツールを使えば、ユーザーは自分がどこの国のどの学校の子どもたちに給食を届けたのかを確認することができるため、より社会貢献をしている実感を得ることができる。