モーニングピッチ

登壇ベンチャー

 

育児記録アプリで集めたデータを活用して子育てをサポート
記録することで、赤ちゃんの今がわかる。これからを予測するアプリ「パパっと育児」

 

ピッチ概略

以下は当日のMorning Pitchのピッチ概略です。ただし、運営事務局が一部編集しております。

テクノロジーで子育てを変えるアプリ「赤ちゃん手帳」

株式会社ファーストアセントの開発したアプリ「パパっと育児 赤ちゃん手帳」は、赤ちゃんの寝る・起きる・ミルクを飲む・おむつを変えるなどの記録(ログ)を残すことができるアプリだ。ユーザーは登録した情報から、赤ちゃんの生活リズムを把握することができる。

また、日々登録した情報をもとに赤ちゃんの”これからの状態”を予測した通知を受け取ることができる。

膨大な育児メモから見えるもの

私(代表 服部氏)は、東京大学大学院を卒業後、東芝の研究員やベンチャー企業のCTOなどを経験するが、転機となったのはプライベートで子どもが生まれたことだ。妻が手書きの育児ノートに、赤ちゃんのその日の行動をびっしりと書き込んでいるのを見て、膨大な育児メモを解析すると新しい発見があるかもしれないと思ったのだ。

実際に、子育てアプリを通してユーザーから得られた数億単位のログは、赤ちゃんの状態を知る貴重なデータとなり、「赤ちゃんの生活リズムを予測する機械学習アルゴリズム」や「赤ちゃんの泣き声をディープラーニングで分析する手法」などの研究開発に利用されている。

 

他社との協業でさらなる研究開発を

これまでの研究実績としては、国立成育医療研究センター研究所との、子どもの成長、発達、生活習慣の実態解析を目指した共同研究や、その成果としての小児内分泌科学会での学会発表がある。

また、最近では大手生理用品メーカーとの実証実験も開始しており、今後は乳幼児向け小売事業者との協業や、保育事業者との協業により現在開発中の保育園向けIoTソリューションの実証実験を進めていきたい。

 

 

登壇者

 

株式会社ファーストアセント 代表取締役 服部 伴之 氏

1998年、株式会社東芝で研究者として従事
2001年より、IT系ベンチャーのシステム責任者を数社歴任。企業向け情報共有サービス、懸賞メディア、マストバイキャンペーンのASPシステムなどの開発を行う。
2005年、株式会社エンターモーションにて取締役CTOに就任。モバイルCMS「MobileApps」事業の立ち上げなどを行う。
2011年、株式会社tattvaの取締役に就任。ソーシャルサービス「i.ntere.st」の立ち上げを行う。
2012年、株式会社ファーストアセントの代表取締役に就任
ファーストアセント公式HPより引用

 

 

会社概要

代表者
服部 伴之
住 所
東京都中央区銀座7-13-6サガミビル2F
資本金
非公開
設立日
2012年10月23日
登壇日
2017年07月20日
URL
http://first-ascent.jp/
テーマ
, ,
事業提携ニーズ