がんばる女性をテクノロジーとコンサルティング両面で支援
キャリア女性のための会員制転職サービス「LiBz CAREER」
LiBは「企業で活躍する女性を増やし、女性が活躍する社会を創る」をミッションとする。2014年4月に創業され、わずか3年3ヶ月で4つのサービスを展開し、社員数70名、 ユーザー数95,000名、クライアント企業500社まで拡大した。
日本総人口は減少の一途を辿り、2050年には生産年齢人口が半数と予想されるほど危機的状況だ。そこでLiBは労働力の確保のために女性のキャリアに焦点をあてた。日本の女性のキャリア形成は国際的に遅れているとされている。その原因のほとんどが結婚や出産ライフイベントであり、このようなイベントを機にキャリア女性の6割が辞職しているという状況だ。
たった一度きりの人生で、「仕事」という選択肢を、自らのキャリアを諦めずに活躍する女性を増やす。LiBはこのビジョンを掲げて、事業を拡大している。
LiBは現在、女性活躍支援に関する様々なサービスを展開している。その中で主力となっているのがハイキャリア女性のための会員制の転職支援サービスのLiBz CAREERだ。LiBz CAREERではユーザーと企業の両者とも掲載料や登録料が無料となっている。その効果は会員数の増加率に表れている。
またLiBはダイレクトスカウトのサービスを行っている。データーベース上で検索すると資格や経歴などと要望に沿う人材を直接探すことができる。結果、マッチング数が35,000と高い数字を誇っている。
更に管理職を目指したい(キャリアアップ)、新しい職務に挑戦したい(キャリアチェンジ)、育児や家事との両立など現役時代から産休後などの復帰まで女性ならではの様々なベクトルの要望に対応が可能なサービスを展開している。
中でもLiBのビジョンを体現するサービスが時短採用、リモート採用によるマッチングでは、成果報酬もなく完全無料の採用支援を提供していることだ。通常、人材紹介業では、マッチングが成立した場合、求職者の年収の30%の金額を成果報酬としてクライアント企業側が紹介企業に支払うのだがLiBはこの一連の流れを一部の職種に限り無料とする。
時短採用やリモート採用の完全無料化は他のサービスで収益を得ているからこそ実現している。LiBは得た収益をキャリア女性の新たな働き方のフォーマット創出のために活用しているのだ。
また現在は紹介予定派遣に近いトライアル転職を企画している。一定期間を仮契約とし、その間にキャリア女性は仕事と家庭の両立を試行、企業はキャリア女性の能力と信頼を試行する。そうすることで本来のマッチングを果たす。その他、キャリア女性の管理職育成プロジェクトなど様々なビジネスモデルに挑戦する。
LiB代表の松本氏はLiBz CAREERは20代後半のキャリア女性を中心とし、日本で一番優秀な女性が集まっていると誇る。 そして、キャリア女性が活躍する社会の実現のためにLiBは社会に向け、新たな働き方のフォーマットを提案し続けている。
株式会社LiB 代表取締役 松本 洋介 氏
明治大学卒業後、2003年に株式会社リクルート入社。タウンワーク、ホットペッパーでは全国営業MVPとして受賞歴多数。新規事業開発室にてエルーカ創刊に携わった後、2007年4月「東証マザーズへの上場実現」をミッションとしてトレンダーズ株式会社にCOOとして入社。2010年6月より取締役就任。2012年10月営業取締役としてミッションであった東証マザーズへの上場を実現。2014年3月の退任時には、入社当時2億強だった売上を約20億まで牽引。2014年4月1日株式会社LiB創業、代表取締役就任。犬と自然とお肉が好き。
(松本氏掲載HPより引用)