エンジニアスキルを可視化するダイレクトリクルーティングサービス「TechStars」
独立時のリスクを保障し、新しい働き方を実現する安心保障付き独立支援サービス「Midworks」
株式会社 Branding Engineerには①ITエンジニアの転職、新卒の就活を支援するキャリアチェンジ事業 ②エンジニアの独立・常駐支援事業 ③エンジニアの働き方を発信するメディア事業の3つの事業がある。
今回は①の就活サイト一括管理サービス「イッカツ」と②の社保付きエンジニア独立支援サービス「Midworks」について説明したい。
イッカツは就活生が就活サイトを一括管理できるようにするサービスだ。今まで就活生は平均で5個の就活サービスに登録しているが、5個もあると各サイトごとに登録も管理も非常に手間がかかるという課題があった。この問題をイッカツが解決する。
使い方は簡単で、就活生はイッカツに登録すればいいだけだ。そうするとイッカツに登録した情報を利用して、他の就活サイトにも同時に登録される。つまり、いちいち各就活サイトに登録をしたり、その後に管理する手間が省けるのだ。
さて、就活生がイッカツに登録すると複数の就活サイトに登録されるわけだが、実際の企業を選ぶ際にはその中から最適な就活サイトがリコメンドされるようになっている。例えば理系の学生には研究職に強い就活サイトの案件を薦める、といった具合だ。
さらにイッカツでは、各就活サイトから流れてくる情報のも一度に管理できる。例えば、イベントなどの情報を検索したりフィルタリングをすることができる。これにより就活生は、複数の就活サイトのイベント情報等を一度に収集することができるようになるため、情報収集の面で他の就活生に負けることがなくなると好評だ。
イッカツは就活生に便利なサービスとなっているが、就活サイト側にもメリットがある。すなわち、集客コストが安くなるのだ。
求人を出す企業側にもイッカツを使用するメリットがある。今まで企業は就活生を集客するために、各就活サイトに掲載費用を支払っていたため多大なコストがかかっていた。しかし企業がイッカツにだけ登録するようにすれば、一気に学生へ情報をリーチすることができ、求人掲載コストを削減できる。実際に、掲載コストが3分の1になった企業もある。
イッカツに求人掲載しようとする企業には、他の就活サイトに比べて、登録している学生がアクティブなのかどうかという懸念もある。一般に、大手の求人サイトでは学生の登録数という意味で母数は多いものの、とりあえず登録している人も少なくない。他方、実際にイッカツに登録している学生はイッカツを使いたい人しかいないため、学生のアクティブ率は非常に高いというのが現状だ。
そのため、当然ながら母数では大手の求人サイトには敵わないものの、求人に対してアプライする率は悪くなく、求人掲載する企業にも満足いただけていると感じている。
Midworksは、能力のあるエンジニアがフリーランスとして働く際に、社保プランを組むことを助ける独立支援サービスだ。
ITエンジニアの独立は報酬面でのメリットはあるが、雇用される際にはあった保障がなくなるというデメリットもある。そこで、Midworksは個人個人に合った保障プランを提供し、独立しないで働く人と同程度の保障を受けられる新しい形の働き方を提供している。
仕組みとしては、社会保障の中の民間負担分をMidworksで設計し、しかも企業に勤めているときと同じように、Midworksが社会保障の半分を負担するのだ。なお、プランを組むときに生命保険等が組み込まれ、そこからインセンティブがMidworksに支払われる仕組みになっている。また、企業からの案件紹介サポートなども行っている。
Midwokrsを導入してエンジニアをフリーランスとして採用している企業は、数百名以上のITベンチャーなどが多い。企業からすれば、プロジェクトごとに契約が切れるので、期間を区切ってエンジニアがアサインしやすいからだ。
Branding Engineerは、働き方改革の一環として普及されている個人事業主の活用において、パフォーマンスの高い人材を提供できる。今後、インフラエンジニア・データ解析エンジニア等に興味がある企業とコンタクトをとっていきたい。
それ以外にも、エンジニアもしくは準エンジニアデータベースを持っている企業とデータをシェアして、サービスを強化していきたい。そしてエンジニアのキャリアを支援していく。
株式会社 Branding Engineer 代表取締役COO 高原 克弥 氏
学生時代にスタートアップ3社で開発や人事を経験後、大学在学中の2013年、エンジニアの価値向上を目指す、受託開発、人材会社を設立。以後日本におけるエンジニアの価値向上のため、様々なサービスの展開と人材育成を行う。
(Branding Engineer HPより引用)