最短3タップの割り勘アプリ「paymo(ペイモ)」
ECサイトのない小規模な事業者も導入できる簡単オンライン決済「AnyPay(エニーペイ)」
AnyPay株式会社は「AnyPay(エニーペイ)」と「paymo(ペイモ)」の2つのサービスを展開している。AnyPayは、QRコードやURLを利用したオンライン決済サービスであり、paymoはCtoCの割り勘に特化したモバイルアプリである。
近年、日本でもスマホを使ったECや電子マネー等によるキャッシュレス決済の機会が増えつつあるが、全決済に占める割合は未だ20%程度と少ない。諸外国と比較しても、韓国の62%を筆頭に日本よりもキャッシュレス化が進んだ国ばかりである。
日本でキャッシュレス決済の比率が伸びないのは様々な要因があると考えられるが、AnyPay社では、消費者がスマホでお金をやりとりする機会が少なく、文化が醸成されていないからだと考えている。コストも含め、こうした問題を解決するのがAnyPay社のサービスである。
特に個人事業主や小規模法人(以下「小規模事業者等」)は、決済システムの利用ニーズはあるものの採算が合わず導入を見合わせるケースが多い。こうした悩みを解決するのがオンライン決済サービス「AnyPay」だ。無料で、簡単に導入できる。利用に際しては、まず1分程度の簡単な会員登録を行った後にログイン、そして販売したい商品の情報を登録すれば商品ページのQRコードやURLが配られる。小規模事業者等は、そのQRコードやURLを自身のSNSやメルマガに添付し消費者に届けることで、ECサイトがなくても商品を販売する機会を得ることができる。
AnyPayでは、商品の販売から習い事の月謝支払い、デジタルコンテンツ販売まで様々な取引の決済が可能だ。従来は直接会って現金で支払う以外に決済が難しかった取引が、AnyPayの導入によりオンラインでクレジットカードで支払うことができるようになり、購入者のお支払い手段の選択肢を増やすことができる。
AnyPay社はまた、「わりかんを思い出に」をコンセプトにしたCtoCのわりかんアプリ「paymo」を提供している。paymoを使えば、飲み会やイベントなどで気軽に、楽しく割り勘をすることができる。
利用フローは以下の通りだ。まず幹事が飲食店へまとめて飲食代金を支払い、支払い金額を元に、paymoで割り勘金額を入力、レシートを撮影して、割り勘をお願いしたい人への請求する。請求は、QR読み取りの他、facebook、LINE等のSNSなど様々な手段で参加者に送ることができる。請求を受け取った参加者は、paymo内の残高や登録したクレジットカードからお支払いができる。支払われたお金は幹事のMy残高として計上され、また次の割り勘に充当したり、銀行に引き出したりされる。
AnyPay社として今後は、paymoによるCtoCのわりかんサービスと、AnyPayによるBtoCのオンライン決済サービスを組み合わせ、新しい決済ビジネスの形を作っていく。
AnyPay株式会社 COO 大野 紗和子 氏
新卒でBCG(ボストンコンサルティンググループ)に就職。経営コンサルタントとして金融・製薬・通信等のプロジェクトに関わる。
GoogleでIndustry Analystのポジションが新設されたタイミングで、Travel Industry担当として入社。
Large Customer Salesの部署にて、検索ワード等のGoogleデータと業界データ/顧客のデータを複合した分析を元に、企業や観光庁等へのマーケティングアドバイス・提言に携わる。
その後、東京大学教育学研究科特任研究員 兼 マーケティングコンサルタントを経て、AnyPayに参画。
(大野氏掲載HPより引用)