あらゆる端末・プログラミング言語に対応しアジアを一つに結ぶ決済インフラ
セキュアで簡単に使える決済ワンストップソリューションサービス「Omise Payment(オミセペイメント)」
Omise Japan株式会社は、ECサイト向けのセキュアな決済インフラとして「Omise Payment(オミセペイメント)」を日本と東南アジア諸国で提供している。
Omiseは東南アジアで立ち上げられ、日本に進出してきているという特徴的な企業である。なぜ東南アジアでEC向け決済サービスを始めたのかというと、東南アジアのEC市場規模は2025年に約20兆円に達する(この規模は現在の日本の全ECマーケットサイズよりも大きい)と予測されており、そこに進出する価値を見出したためだ。
そこで我々はアジアを一つに結ぶ決済インフラを構築したいと考えOmise Paymentをローンチしサービス拡大を進めている。
従来、日本ですでに展開しているEC事業者が他国に進出する際には、現地に新しく会社を立ち上げて銀行口座を開き、そして各国のペイメントゲートウェイに接続したり、アクワイアラーと契約をしなくてはならないなど、障壁が非常に大きかった。
そうした課題を解決するのが我々のソリューションOmise Paymentだ。Omise Paymentを日本で導入していただけば、東南アジアに進出する際に決済システム開発、導入、オペレーション構築を再度行う必要は一切なくなる。さらに、各地の決済情報等は1つのダッシュボードですべてリアルタイム管理することができるのだ。
Omiseはいわば決済インフラを提供している企業なのである。例えば、人々が家庭で水を利用する際、どのようなインフラを通ってきているのという事はあまり気にしない。重要なのは「綺麗」な水が蛇口から「いつでも供給」されるかというシンプルなことだ。これは決済インフラ企業であるOmiseのビジネスにおいても同じことが言える。
ユーザにとって重要なのは、①ビジネス(お金を受け取る・支払う事)をスムーズに行える事、②自社で持つビジネスプラットフォームで簡単に導入・運用ができる事だ。①②を実現し、尚且つあらゆる端末に対応した決済インフラこそがOmise Paymentなのである。
現在、Omise Paymentは様々なステージの多くの企業にグローバルで利用していただいており、今後も事業者と顧客を結ぶ決済プラットフォームとして開発・提供を進めていくつもりだ。
Omise Japan株式会社 代表取締役社長 長谷川 潤 氏
1999年高校卒業後、単身アメリカへ渡りエンジニア、デザイナーとして大手企業の開発案件やフリーランスとしてスタートアップも含めた開発を経験。帰国後、広告代理店にて大手通信会社のシステム開発案件や広告物のデザインなど複数の案件を担当。 2009年に「LIFEmee」というライフログサービスを立ち上げ、アメリカで開催された TechCrunch50に出場。その後いくつかのスタートアップを立ち上げサービスをローンチしていく。
2012年にイギリス、POWA(現在は廃業)のmPOSテクノロジーをタイに持ち込む機会を得たが、タイにおける決済インフラの課題に気付きこれを解決するためのワンストップ決済を提供するOmiseを起業。
2013年共同創業者のDon Harinsutと共にOmiseをタイで創業。オンライン事業者にセキュアで不正に強く、簡単に導入できる決済システム「Omise Payment」を日本とアジアで提供中。スタートアップから大企業まで業種を問わず、現在4,000近いアカウントへサービスを提供している。16年にも渡るテクノロジーとデザインの経験とスタートアップに対する深い造詣を持っており、現在グローバルで約70人、国籍は10にもなる国際的なチームを率いてアジア各国へ急ピッチでプロダクトの拡大を進めている。
2015年には経産省よりFintech研究会への参加を打診され「海外におけるFinTechの動向、日本への示唆・連携の可能性」というテーマでメインプレゼンターとして発表を行った。(長谷川氏掲載HPより引用)