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新興国でのインターン経験者が集結する海外インターンコミュニティ「タイガーモブ」

学生・若手社会人への海外インターン紹介事業「タイガーモブ」

日本人の大半は、生まれたときから同じ人種や同じ様な環境の中で育つため、新しいインプットやアウトプットが非常に少ないという傾向がある。

日本生まれ日本育ちである私（タイガーモブ 菊地代表）も全く同じ状況だった。しかし大学生の時に経験した海外インターンで、何が起こるか全く分からない環境で生活したために、予想外の体験を楽しむことの素晴らしさを実感した。

日本で生きていると常識にとらわれていたり、枠に収まってしまったりという事があると思うが、新しい場所に行ったり、新しい経験を積むことで、自分の思考の幅を広げる事ができる。

そこでタイガーモブ株式会社は、学生・社会人への海外インターン紹介事業を行う海外インターンコミュニティを提供している。

海外インターンを通じて若い人材の「当たり前」を変える経験を届ける

タイガーモブは、これまでアジアの新興国を中心とする25ヵ国の成長性の高い企業（主にベンチャー企業）に、累計約900人のインターンを送り込み、日本の若い人材の当たり前を変える体験を届けてきた。（編注：数字は登壇時のもの）

新興国を中心に世界25ヵ国にインターンを派遣

インターン先を主に新興国のベンチャー企業に絞っている理由は2つある。1つは、伸びている市場だからこそ、発展しきった先進国では得られない経験ができるという事だ。もう1つは、ベンチャー企業だからこそ大きな裁量権を与えられる環境に身を置けるためだ。

インターンに派遣された方々は大きく成長して日本に帰ってくる。例えばインドで毎日インド約100人に対して英語で広告営業をするインターンだ。これはフリーペーパー関連の事業で、街中にある商店や企業やレストランに飛び込み営業をして、英語で交渉して契約まで取ってくるというものだ。

また、自らのマーケティング実務能力やブランディング能力を極めたいという社会人が参加した例もある。その方は、ベトナムで現地の社長と共にローカル向けサービスの事業立ち上げを行い、ブランドマーケティングなど専門スキルを高めた。

多くの参加者は成長を感じて帰ってくる

海外インターン経験者のコミュニティを活かしたサービスに取り組む

タイガーモブは元々、学生向けを中心として始まった海外インターン事業だが、現在は海外事業を行っている大手企業から若手人材育成を目的としてご利用いただくケースも出てきている。 また、海外インターンで苦労している人同士のFacebookコミュニティも立ち上がっており、ベトナムで事業立ち上げを目指す方が、インドやアフリカでの事業立ち上げ経験者からアドバイスをもらうような質の高いつながりも生まれている。

900人以上も派遣してきたタイガーモブは企業の人材育成も請け負う

今後は、このような海外インターンコミュニティを活かして、学生、社会人、企業の情報共有促進や人材紹介のサービスにも取り組んでいくつもりだ。

登壇者

タイガーモブ株式会社 CEO 菊地 恵理子 

関西学院大学総合政策学部卒。在学中は中国、蘇州大学へ半年間留学し、その後上海外資系5つ星ホテルにて通訳・翻訳・VIP対応として半年間インターンシップを経験。また、韓国～中国～東南アジアをバックパッカーとして、3ヶ月で8カ国を周る一人旅【kikutrip】を実施。 世界中の人々のモットーを集める。新卒で株式会社ジョブウェブへ入社、採用コンサルタントとして営業を担当。2年目で国際事業開発部を起ち上げ海外インターン事業「AJITORA」を始動。約600名の海外送り出し実績を経て、独立。タイガーモブ株式会社を立ち上げる。日本から世界、世界から日本の動きを活性化する為、海外バックパッカー営業等で世界中を飛び周っている。（タイガーモブ株式会社 HP より引用）