AIがチームに最適なWEBニュースを毎日配信
WEBニュースクリッピングサービス「Anews」
企業の管理職やマネージャークラスの方々は、その責任がゆえに日頃から情報収集に余念がない。一方、一般の社員やメンバーは、能動的に情報を得ようとしていないことが多い。このように、管理職クラスと一般社員の間には情報収集に対しての意識レベルに大きな差が存在しているのだ。
また、チームや部署のビジネスにとって重要な情報はリアルタイムで全メンバーが認知しているべきである。しかし現状は、新聞や雑誌、ニュースアプリ、RSSといった個人向けサービスで情報収集をして、そこからチームに情報共有をするという、非常に非効率なフローとなっている。1日30分この非効率な情報収集・共有を行ったとしたら、1ヵ月だと10時間、1年間だと120時間を使ってしまい、結果として大きなロスとなっているのだ。
このような課題を解決するべくストックマーク株式会社は、チームに最適なwebニュースをAIが毎日配信してくれる、企業向けWEBニュースクリッピングサービス「Anews(エーニュース)」を提供している。
従来の業務フローは、マネージャー等の個人が検索をして見つけた重要な記事をチームにシェアするというものだった。それに対し、Anewsは、チーム専用にキュレーションされたWEBニュースコンテンツをメンバーのみが閲覧できるというサービスだ。
Anewsには2つの特徴、すなわち「AIがチームに最適なニュースを配信してくれる」こと「メンバーに記事を読ませるインセンティブをもたせられる」ことがある。
1つ目に関して、Anewsなら自分たちに最適なニュースが簡単に見つけられるのだ。1万を超える国内外主要ビジネスメディアから1日10万件程の記事をクローリングし、その中からチームの利用行動を学習したAIが、チームにとって重要と思われる記事を選んでくれるのである。
Google検索や個人向けのニュースサイトではノイズが非常に大きく、ユーザが自分に最適なニュースを見つけるのが難しいという問題がある。例えばドナルド・トランプを調べるために「トランプ」と入力すると、ドナルド・トランプの情報と共にカードのトランプなどの情報も出てくるといったものだ。
しかしAnewsは最先端のディープラーニング手法を用いてコンテキストを把握したり、AIがチームの利用行動を把握して分析する。そうすることで結果的にチームに必要な記事のみが選ばれるのだ。このようにAnewsでは、AIが適切な記事・情報を選択して配信してくれる仕組みになっているのである。
2点目は、意識の低いメンバーにも確実に記事を読ませられることだ。従来のメールやチャットなどでの記事共有はシェアしたら終わりで、メンバーが読んだかどうかまでチェックすることができず、業務のPDCAサイクルが成り立っていなかった。他方Anewsでは、マネージャーがチーム内のメンバーのAnews利用状況を確認できるため、メンバーに対して状況に応じたリマインドをすることができるのだ。
また、記事にコメントをつけることも可能で、その記事の付加価値を高めるためのレポーティングをしたり、結果として記事を読ませる動機づけにつながっている。
今後もチーム内の情報シェアの無駄を改善するという観点から、業務効率化、生産性の向上を支援していく。
ストックマーク株式会社 代表取締役CEO 林 達 氏
東京大学文学部宗教学科卒業(2011年)
伊藤忠商事(2011年〜15年) 初期は統合リスクマネジメント部にて全社経営戦略策定業務、その後食料カンパニーにおいて投資先の経営管理・新規M&A推進業務に従事
台湾で中華圏最大規模の食品メーカーを営む家系にて生まれ、幼少期を台湾、日本の往復で過ごす。
東京大学に進学後、1,2年時はバックパック旅行に明け暮れ、世界60カ国を旅行。3、4年時は自身で創設した東京大学・北京大学・ソウル大学の学生交流ネットワークにて300名規模のフォーラムを主催。 4、5年時は東アジアの富裕層向けのインバウンド サービスを提供するベンチャーをスタート、都内市区町村と共同事業等一定の成果を残す。
さらにコンサルティング会社にて、IT産業のコンサルティング業務に従事し、業界知見を身につける。
(ストックマークHPより引用)