「ダイエット」から「英語学習」までチャレンジは40種以上
5人1組で励まし合いながら習慣化に挑戦する三日坊主防止アプリ「みんチャレ」
株式会社エーテンラボは、5人1組で励まし合いながら習慣化にチャレンジする三日坊主防止アプリ「みんチャレ」を提供している。チャレンジには「ダイエット」や「英語学習」など、50種類程がある。
新しい習慣は1人で取り組もうとしても継続して行うのが難しく、その習慣が定着する割合は約8%と言われている。そこでみんチャレが提供するソリューションは、それぞれの習慣化をしたいユーザで5人1組のチームを組んで、励まし合いながら習慣化を実現するというものだ。
実際に、みんチャレのアプリを利用すると、習慣化成功率は69%にもなる。従来の方法で習慣化するよりも約8倍以上もの効果がある。
実際にアプリを利用したユーザからは高い評価を頂いており、App Storeのアプリ評価平均は4.7以上だ。さらに、2016年にはGoogle Playのベストアプリにも選出されている。現在はデイリーのアクティブユーザ数が1万人を突破している。(編注:数字はすべて登壇時のもの)
みんチャレは、習慣化とSNSを掛け合わせたサービスだ。具体的な使い方としては、ユーザが自分の身に着けたい習慣を50種類程のカテゴリーの中から選び、その中で似たような目的を持つユーザが集まるチームに参加する。または新しく自分がチームを作り、同じような目的を持つユーザを募集することもできる。この時、ユーザはニックネームで登録されるため、95%以上は知らない人同士でチームを組むことになる。つまり、知人同士ではないため妥協や甘えがしにくいという事だ。
チームの中は5人1組のグループチャットとなっており、そこでその日に取り組んだ習慣化にまつわる証拠写真を送りあって、励ましあいながら、楽しく習慣化するのだ。
みんチャレは、顧客の継続率を向上させるダイレクトマーケティングソリューションとして企業にも活用することができる。企業は一般に、広告で連れてきた顧客がリピートしない、自社の製品が顧客にどう使われているかわからない、会社のファンを増やしたいけれど直接アプローチできない、などの課題を抱えている。このような課題にみんチャレが応えるのだ。
具体的には、習慣化のカテゴリーの中に企業の公式チャレンジを作り、企業の顧客をみんチャレに誘導して習慣化してもらう。企業の公式チャレンジにも5人1組のグループで取り組み、自社製品やサービスを利用するユーザ同士のチャット内容を企業の公式アカウントは6人目のユーザとして参加して見ることができるのだ。さらに企業側が個別のチームにチャットを送ったり、一斉にたくさんのグループにメッセージを送ることも可能だ。
運用イメージとして健康食品メーカーの例を挙げる。まず顧客が商品を購入した後、その顧客をみんチャレに誘導し、5人1組のチームを作ってもらう。ユーザがチームに参加して一定日数経った時に、そのユーザより商品を長く使い続けている他のユーザの声を彼らに届けることでエンゲージメント率やリピート率を向上させる。そして、最終的には一定日数使い続けたユーザには特典を付与し、その顧客との継続的な関係構築につなげるといったものだ。
みんチャレ活用で継続率アップすることによるライフタイムバリューは従来の約3倍が見込め、これによって企業側の売り上げも増加する。
今後もみんチャレは、ユーザには幸せを、企業には利益をもたらしていきたいと考えている。
エーテンラボ株式会社 代表取締役 CEO 長坂 剛
1982年静岡県生まれ。2006年東京工科大学 メディア学部卒業後ソニー(株)に入社。B2Bの営業やプレイステーションネットワークのサービス立ち上げに従事。ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」から独立しA10 Lab Inc.を創業。