ペットの健康寿命を延ばして医療費問題を解消
ペットの健康と食事を見守るIoT×ペットヘルスケア「hachi tama(ハチタマ)」
ペットの医療費問題は多くの飼い主にとって大きな負担となっている。これを解決するためには予防医療、つまりペットヘルスケアが重要だ。そこでペットボードヘルスケア株式会社は、ペットの健康寿命を延ばすためにペットの健康と食事を見守るスマートペットヘルスケアサービス「hachi tama(ハチタマ)」を提供している。
ペット長寿国プロジェクトによるとペットヘルスケアには3つのポイントがある。すなわち、①適切な食生活を送ること、②定期的に健康チェックをすること、③もしもに備えてペット保険に加入することだ。ペットボードヘルスケアが提供するスマートペットヘルスケアサービスは、この3つのポイントをすべてクリアするサービスである。
まず①「適切な食生活」を実現するために提供しているのが、カメラ付き自動給餌器IoTだ。これには食事管理アプリが備わっており、ユーザは月額500円でレンタルすることができる。飼い主に安心してもらうために、給餌されるペットフードはオーガニックペットフード(国内で唯一第三者機関から認定されたもののみ)とし、給餌器のカメラによって留守中もペットの様子を把握できる。
自動給餌は単に餌の時間をコントロールするだけではない。給餌量をそのペットの体重・体型・ライフステージに基づいて設定することができ、ペットに最適な量の餌を与えられることも特徴だ。現在ペットのおよそ3割が肥満と言われているが、カメラ付き自動給餌器IoTを用いればこの問題も解決可能だ。
②「定期的な健康チェック」の実現には「ペットケアシッター」という、動物看護士が自宅に訪問し、ペットの健康チェックを行うという新しいサービスを提供する。これは、1回2700円で利用することができ非常にリーズナブルだ。またペットケアシッターが自宅でペットのケアをする機会があるが、シッターが作業している様子も給餌器付属のカメラで見ることができるため飼い主は安心だ。
さらに③「ペット保険加入」としては、「お見舞金サービス」という仕組みを現在開発中だ。これは従来のペット保険に比べて、掛け金が10分の1であるにもかかわらず、給付条件は5分の1という大変お得な仕組みとなっている。
これらのサービスをトータルで提供することで、ペットヘルスケアの3つのポイントを実現できるのがhachi tamaである。
ペットボードヘルスケアには、フードアドバイザーやエンジニア、動物看護士などバラエティに富んだチームメンバーがそろっている。私(堀代表)自身もペットケアの受け放題サービスを起業し1年で黒字化を達成したり、テレビ電話で獣医師にテレビ電話できるサービスを開発した実績を持つペット関連サービスのスペシャリストだ。
hachi tamaを運営していく中でペットライフデータが集積されると考えられるが、今後はこれをビッグデータビジネスにつなげることも視野に入れている。
株式会社ペットボードヘルスケア CEO 堀 宏治 氏
NTTデータで病院情報システム開発に10年携わる。その後、Johnson&Johnsonにて病院経営コンサルティングに3年携わり、2003年、Global Health Consulting Japanを3人で起業、取締役副社長。その後、(株)メディカルアーキテクツを起業、代表取締役。(株)girasolに事業売却。
2012年に株式会社ぺっとぼーどを起業、代表取締役。2015年に株式会社ペットボードヘルスケアを設立、代表取締役就任。
アクセラレーター採択実績:朝日新聞社アクセラレータープログラム(1期)、ウィルグループアクセラレータープログラム、森永製菓アクセラレータープログラム(2期)、第一勧業信用組合アクセラレータープログラム、東京都青山アクセラレーションプログラム(2期)、TokyoGas Accelerator 2016、KDDI web communications 「smart communication award 2016」最優秀賞受賞 等
(hachitama HPより引用)