モーニングピッチ

登壇ベンチャー

 
荷主とドライバーのマッチング機能とクラウド運行管理システムを提供
ドライバー集団のクラウドソーシングサービス「軽town」

ピッチ概略

以下は当日のMorning Pitchのピッチ概略です。ただし、運営事務局が一部編集しております。

物流業界の下請構造をテクノロジーでフラットに

CBcloud株式会社は、荷主とドライバーのマッチング機能とクラウド運行管理システムを統合したドライバークラウドソーシング「軽town」を運営している。

物流業界は、構造的な課題を2つ抱えている。

・ドライバーの割り当てに時間がかかること

物流の一般的な仕組みでは輸送の依頼が入ると、 2次請→ 3次請→ 4次請と複数の運送会社を経由し、空いているドライバーが割り当てられる仕組みになっているため、タイムロスが発生する。実際、1台のトラックが配車されるまでに平均で30回電話をやり取りしなくてはならない。

・ドライバーの報酬が低く、労働力不足であること

下請構造により、それぞれの運送会社が中間マージンを抜く構造となり、配送ドライバーは低賃金での業務遂行を余儀なくされる。その結果、労働力不足になっているのが現状だ。

CBcloudはこの物流業界の構造的課題をデジタルによってフラットに変えていくことを目指している。

軽貨物運送業界の構造的課題

 

需要の増加に対応し、配送エリアの拡大を進める

我々が展開するサービス「軽town」は、配送依頼者とドライバーをオンライン上で直接つなげるプラットフォームである。このサービスにより、中小零細企業のドライバーは、市場にどのような配送依頼があるのかを確認することができる。2016年6月から軽townの運営を行ってきたが、プラットフォーム上の流通量が10倍以上に成長しており、現状はサービスに登録するフリーランスドライバーを増やすことで配送エリアの拡大を図っている。

「軽town」のシステム

 

必要な時に、必要な分だけ配車できる

軽townを活用すると「物流コストの変動費化」が可能となる。従来運送会社は、物流量のピークに合わせた配送キャパシティを保有すると、日々の物流量の変動により固定費が無駄に発生していた。しかし、軽townを使えば、必要な日に、必要な台数だけ配車することが可能となり、トラックを遊ばせる無駄なコスト、当日配車できないリスクをヘッジすることができるようになるのだ。

物流量に合ったトラックを確保できる「軽town」

「世の中に眠る力に革新を」というミッションのもと、アナログ的な物流にテクノロジーで革命を起こし、ラストワンマイルのパイオニアになっていく。

 

 

会社概要

代表者
松本 隆一
住 所
東京都千代田区鍛冶町2-10-7
資本金
67,500,000円
設立日
2012年5月
登壇日
2017年02月09日
URL
http://www.kei-town.com/
テーマ
事業提携ニーズ