LINEやFacebook Messengerなどのチャットシステムに自動応答のボットを簡単に導入
新しいUXを顧客に提供するチャットボット「Concierge U(コンシェルジュ)」
株式会社コンシェルジュは、自然言語処理と人工知能を活用したチャットボット対話エンジン「Concierge U (コンシェルジュ)」の開発をしているチャットボット・人工知能開発ベンチャーである。
10代のメールの利用者は2012年から4年間で40%以上も減少している。他方、このメールを利用しなくなった人々はLINEやMessengerをはじめとするチャット形式のコミュニケーションアプリを利用している。LINE、Facebook、Microsoftなどの大規模事業者は、数億人規模のユーザが集まっているプラットフォームをCtoCメッセージの利用だけでなく、その上にサービスを立ち上げることができないかと考えており、チャットボット等のサービスにプラットフォームを開放する流れにある。多くの事業者はその開放されたプラットフォーム上でサービスを開発し、新たな市場ができ始めている。
その中で、コンシェルジュは企業と顧客の距離を近づけることをテーマに事業を展開しており、チャットボット対話エンジンConcierge Uを開発している。このエンジンは、AIによる自動応答や複雑な自然言語処理などの技術を入れながらシナリオベースの対話を進めることができる。
LINEやMessengerをはじめとする様々なチャットプラットフォームと簡単に繋ぎこみができることや、ユーザの属性をリアルタイムで把握できることが「Concierge U」の特徴である。また、プラットフォーム上で顧客情報や商品情報などの外部システムと連携することでその有用性をさらに向上することが可能である。
Concierge Uは、自然言語処理技術の蓄積を生かしたコールセンターの代行や、顧客属性解析をもとにしたチャットマーケティングと相性がいい。そしてWeChatやMessenger海外プラットフォームと連携をさらにすすめることでインバウンド向け領域にもサービスを拡大予定だ。
最近では、チャットボットとwebラジオがLINEをプラットフォームとして連携することで、チャット上でラジオを聴いたり、過去の放送を探したり、ラジオネーム等の情報登録ができるサービスを提供した。導入の効果としては、リスナー数が倍増、お便りなどの投稿数も5倍となるなど非常に好評である。