ウェアラブルとARで実現するテクノスポーツ「HADO」
株式会社meleapが運営するHADOは、子供の頃に誰もが憧れた魔法や技の世界をウェアラブルデバイスとARによって実現し、子供から大人まで楽しむことができるスポーツである。対人戦や、他プレイヤーと協力しながらARで出現するモンスターと戦うことも出来る。戦闘の様子はモニターで放送したり動画配信することで、オーディエンスは応援しながら一体感を感じられる。
このようにHADOは、一つの新しいプラットフォームであり、その上の様々なコンテンツを楽しむことができるスポーツなのである。
スポーツは自分のスキルを高めてナンバーワンを目指して競い合う一面もあるが、HADOもそれは同じだ。2016年11月には、各々の力を競い合う場として「HADO WORLD CUP 2016」を開催した。全国各地から多くのプレイヤーが集まったこの大会では、試合後に泣き崩れる女性も現れるなど、予想を大きく上回るような熱いドラマが見られた。
多くの人を熱くさせるHADOが、生身の体で楽しむアナログスポーツ、工業社会とスポーツが合わさったモータースポーツに次ぐ新たなスポーツの市場を生むことは間違いない。この情報社会とスポーツが合わさった新しい形のスポーツを我々は「テクノスポーツ」と提唱し、株式会社Meleapはこの市場の開拓者となっていく。
今後は以下の2点を重点的に進めていきたい。
・HADOを体験できる場所を増やす
・動画配信を積極的に行い、オーディエンスを楽しませる
現在、長崎のハウステンボスや、池袋のナンジャタウン、そして上海ジョイポリスなど、国内外にHADOを体験できる設備が設置されているが、このような常設施設をさらに増やしていきたい。
また大会などを開催しその様子を動画配信することで、プレイヤーのみならず、オーディエンスも共に楽しむことができるようにしたい。これによりサポーターの層が生まれ、スポンサーをつけることが可能になり、プロ選手、プロリーグをつくる足がかりになる。つまり、プレイヤーを増やすことで競技が盛り上がる。そしてその盛り上がりや動画配信によるサポーターの増加は、スポンサーを付けることを可能にする。するとプレイヤーがさらに増えていくという良いスパイラルを生むことができるのだ。
直近の大きな目標としては2020年の東京五輪開催に合わせて、テクノスポーツ五輪を同時開催し世界を沸かせたいと考えている。