チャット健康相談で企業のヘルスケア経営を推進
社員の健康をつくるオンライン保健室「carely」
株式会社iCAREは、「働くことで健康を害してはならない」と考えている。最近も、過労が原因で自殺された方に関するニュースが話題となったが、従業員の健康問題は企業の問題であり、また社会の問題でもある。人生の中で長時間を占める「働く」ひとときをより楽しく、幸せな時間にしてほしいとの想いから、すべての従業員がCareされる新たな場と機会を提供していきたい。
そこでiCAREでは、働くひとが気軽に健康相談できるチャットサービス「Carely」を提供している。CarelyはBtoBtoEのサービスで、従業員1人につき300円で利用できる。今まで「忙しい」、「病院に行くべきか判断できない」などの理由から受診が遅れ、具合が悪くなるまで待つしかなかった従業員に対して、チャットを通して専門家が健康サポートをしてくれるサービスだ。
法人向け健康相談市場には多くのサービスが存在しているが、Carelyはチャット形式であることが特徴だ。電話や対面の健康相談ツールは従業員の認知度が低く、従業員からのコミュニケーションになるなどの理由から使用率が低く、利用シーンも限定されていたりする。
他方、Carelyはツールとしてチャットを用いているため、健康相談の心理的なハードルが下がり気軽に健康相談を行うことができている。ユーザがCarelyを利用しているのは昼休みや休憩の時間帯が多く、仕事の合間に利用されることが多い。Carelyは他社サービスと比較して月間利用率20倍以上と圧倒的に高い数字を誇っている。
Carelyで最も多い相談内容はメンタルヘルスに関する相談であるが、相談の半分以上は「睡眠トラブル」や「健康診断関連」などメンタルヘルス以外の内容で、腰痛や肩こりなどライトな相談も多い。Carelyを日常的に利用してもらうことで、日頃から気軽に相談できる「オンライン保健室」として日本中のインフラになるよう広げていきたい。