最短10秒で出品可能
本のフリマアプリ「ブクマ!」
株式会社Labitは本に特化したフリマアプリ「ブクマ!」を運営している。
ブクマのサービスの特徴は、何と言ってもその出品方法にある。通常のフリマアプリで本の出品を行う場合、写真を撮影して詳細な情報を自分で打ち込むが、ブクマ!ではバーコードをスマホで読み取ると自動で出品ページを作成してくれる。そのため、ほんの数秒で簡単に出品を完了することができる。バーコードを用いて一瞬で出品できるという驚きの体験が流通を加速させると考えている。発送方法は利用ガイドを作成し複数の方法を提示しユーザーに一任しており、決済に関しては、ブクマ!に一旦払込をし、取引が完了したら落札者に支払うスタンダードな方法を採用している。
調査によると、2000年から2015年にかけて販売された本の総数は75億冊程度である。そのうち4~7億冊が古本市場に流通し残りの本の多くは家の中で眠っており、潜在的な市場はまだまだ大きいものである。ユーザーの拡大を進めるために、まずはアプリ上で10万から100万冊を流通させることが重要で、古本屋に営業をかけて大口出品者の確保している。