犯罪予測AIを活用した警備業務支援ソリューションを提供。NICTやNEDO等で研究開発された高精度AIにより、警備リソース不足の課題に対応し、最適配置を実現。ブラジルBH市ではPoC期間中にケーブル盗難を68.5%削減し、犯罪発生数の抑制に成功。AIを活用した警備ルート最適化の効果をフィールド実験で証明した世界初の実績を持つ。犯罪予測の転移学習技術により、犯罪データが乏しい地域や私有地にも適用可能。中南米を中心に10以上の政府機関・警察で採用され、高い評価を得ている。
株式会社Singular Perturbations 代表取締役CEO 梶田 真実氏
高校2年で千葉大学へ飛び入学(女性初)。2010年、東京大学大学院で統計物理学(理論)で博士号を取得。大阪大学・名古屋大学で日本学術振興会特別研究員(PD)を務め、イタリア滞在中にiOSアプリ開発を経験。帰国後はトビラシステムズ執行役員を経て、2017年に株式会社Singular Perturbationsを創業。イタリアでのスリ被害を契機に犯罪データ分析を開始し、独自の犯罪予測アルゴリズムを開発。現在、国内外で犯罪予測を活用した警備支援ソリューション事業を展開している。