「100年先も続く持続可能な農業の実現」をビジョンに掲げ、AI自動収穫ロボットを開発する宮崎県新富町発のスタートアップ。地元のピーマン農家と共同開発したワイヤー吊り下げ式のAI自動収穫ロボット「L」のレンタルサービスを通じて、収穫における人手不足の解消だけでなく、収穫量・収益の向上に貢献。ロボットを介して収集した日々の生育データを活用することで、再現性と収益性の高い農業を実現し、世界の食糧課題の解決を目指す。また、低炭素ビニールハウスとパッケージで営農することで、農業を通じたカーボンニュートラルにも貢献。2021年第3次J-Startup認定企業。
AGRIST株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者 齋藤 潤一 氏
米国シリコンバレーのITベンチャー企業で音楽配信サービスの責任者として従事。帰国後、東京の表参道でデザイン会社を設立。大手企業や官公庁のデザインプロジェクトで多数実績をあげる。2011年の東日本大震災を機に「ビジネスで地域課題を解決する」を使命にNPOを設立(2015法人化)。慶應義塾大学で教鞭をとりながら、全国各地の起業家育成に携わる。2017年4月新富町役場が設立した地域商社「こゆ財団」の代表理事に就任。1粒1000円のライチのブランド開発やふるさと納税で合計35億円の寄付額を集める事に貢献。2018年12月に首相官邸にて国の地方創生の優良事例に選定される。2019年に地域の農業課題を解決するべく農業収穫ロボットを開発するAGRIST株式会社を設立。SBI大学大学院(MBA経営学修士・専攻:起業家精神)、スタンフォード大学 Innovation Masters Series 修了。