iPS細胞を実用化する京都大学発ベンチャー企業
投薬による人への副作用を高精度で予測する革新的リサーチ・ツールの開発
京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授の研究成果を応用し、様々な心疾患に対してヒトiPS技術を用いた革新的次世代医療を実現するために設立。iPS細胞由来細胞シートを用いて投薬の人への副作用を評価するリサーチ・ツールを開発し、製造販売及び試験受託ではタカラバイオ株式会社と提携する。同リサーチ・ツールは、動物実験や臨床試験の一部を試験管レベルの試験で代替することによって、医薬品開発のコストとリスクを大幅に削減すると期待されている。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)のイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択され、2014年9月にはみやこキャピタル(京都大学ベンチャーファンド)、日本アジア投資、SMBCベンチャーキャピタル及び三菱UFJキャピタルに対する総額約2億円の第三者割当増資を実施した。