これまで主に石油から作られていた化学品を、バイオマス、特に農業廃棄物を原料に、微生物の偉大な力を借りて、効率的に生産する技術を開発するベンチャー企業。「バイオリファイナリー」と呼ばれる21世紀の成長産業の一翼を担うことが期待されます。 同社は、今、地球が抱える、エネルギー問題・地球環境問題・廃棄物問題・食糧問題の解決に貢献しています。 既に商用化されている製品もありますが、今後、さらにパイプラインを増やし、プラットフォーム企業としての地位を確立することを目指します。
Green Earth Institute株式会社 代表取締役 伊原 智人 氏
1968年香川県生まれ。東京大学法学部卒業後、90年に通産省(現在の経産省)に入省。米国留学を経て、2001―03年に官民交流でリクルートに。03年に経産省に戻り、電力事業政策に携わり、05年に退官。東日本大震災後、内閣官房国家戦略室において、エネルギー政策の見直しに取り組み、14年1月グリーンアースインスティテュート社長に就任。
(経済界電子版より)