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「おねがい」であなたの悩み解決し、「やります」で誰かの力になる
インターネットを通して近所の人と会って助け合うことができる助け合いスキルシェアアプリ「ANYTIMES」

 

 

ピッチ概略

以下は当日のMorning Pitchのピッチ概略です。ただし、運営事務局が一部編集しております。

個々の能力を生かして地域コミュニティを再生

かつての日本には、隣人に子守を頼んだり、近所のお父さんに大工仕事を手伝ってもらったりと、相互扶助の仕組みが存在していた。株式会社エニタイムズが提供する「ANYTIMES」は、そういった地域の助け合いの仕組みをインターネット上で実現するサービスだ。

近年、高齢者世帯や単身世帯、共働き世帯が増加するにつれて同一世帯内で助け合える家族が減少しており、地域内での助け合い需要というものが増加してきている。しかし、地域のつながりというものは昔に比べると非常に希薄化しており、隣人などに手助けを簡単に頼める時代ではない。

他方で、年々増加を続ける非労働力人口や非正規雇用労働者の中には、時間やスキルを活用して世の中に役立ちたいと思っている専業主婦やアクティブシニアの方も含まれているものの、なかなかその機会を見出すことができていないのが現状だ。

これらの「地域内での助け合い需要増加」と「地域コミュニティの希薄化」、「個々の能力の非活用」という3つの社会問題を同時に解決できるのではないかと考え作ったのがANYTIMESである。

この3つの中でも「個々の能力の非活用」は特に大きな問題だ

 

 

相互評価制度や本人確認により信頼の可視化を図る

ANYTIMESはスキルのシェアリングエコノミーで、何かを手伝ってほしいことがある人と各々の得意なことや保持しているスキルを活用して空いた時間に働きたい人をつなぐプラットフォームだ。サービスは現在iOSアプリとAndroidアプリ、そしてwebのPCサイトとモバイルサイトで提供されており、誰でも簡単に使えるようになっている。

ANYTIMESのUIは誰でも使いやすい

 

ANYTIMESの仕組みは非常に簡単だ。自分が何か困りごとがある時は依頼者となり、自分が空き時間に誰かの役に立ちたい時にはサポーター側になる。依頼代金の支払いはクレジット決済ができ、決済された後にサポーターによってサービスが提供される。そしてサービス完了後に15%のシステム手数料をANYTIMESが頂いて、残りがサポーターへの報酬となる。この15%の手数料がANYTIMESの現状のマネタイズポイントとなっている。

依頼代金がANYTIMESに支払われてからサービス提供が行われる

 

ANYTIMES上で依頼できるサービスの種類は多岐にわたり、特に多いのが掃除や料理などの家事関連で全体の7割ほどを占めている。その他にはDIYの組み立て・修理やペットケア、育児、介護、習い事などがよく依頼されている。

また、安心・安全に対するリスクマネジメントも余念なく行っている。事務局の方でメッセージのやり取りに不適切なものがないかを常にパトロールしており、何かあればプラットフォーマーとして対応する。加えてユーザの信頼度を可視化することにも取り組んでいる。任意でだが本人確認証提出者には認証マークを付与したり、仕事完了後にはユーザ同士の双方向評価制度を取り入れているのだ。

 

 

21世紀型の地域間のつながりから雇用を生みだす

家事代行や育児・介護など、既存の困りごと市場において消費者は一定の質のサービスをもとめていた。しかしANYTIMESは、これらの既存業者の置き換えではなく、よりカジュアルな困りごと市場にいる新たな顧客層を開拓している。

サポーター側から見た、この市場のポテンシャルは非常に大きい。ANYTIMES上の平均報酬は1時間あたり2000円ほどで、ANYTIMES上の平均の年間働く時間がアクティブな1ユーザーあたり平均96時間、日本国内で潜在的な空いた時間に働きたい人が500万人ほどいると考えると、ANYTIMESで稼ぐことのできる全ユーザの報酬総額のポテンシャルは年間で約1兆円に達するのだ。

サポーターは年間で約1兆円を稼ぐポテンシャルがある

 

このように潜在的に大きな市場を捉えるANYTIMESのユーザ数は年々右肩上がりで成長しており、その中でサポーターとして働いた方が実際に起業する例も出てきている。例えば、ANYTIMES上で夕食作りの代行を行っていた方は、一人で料理を提供することで個人事業主としての責任感が持てたり、お客様から直接意見を頂く中で自分のスキルに自信を持ちケータリング会社を起業した。

以上のように従来ANYTIMESは、CtoCにフォーカスしたサービス展開を行っていた。しかし今後は、近所の困りごとをプロと個人のどちらにも依頼者のニーズの合わせて依頼することが可能となるBtoCプラットフォームの領域にも進出していく(編注:5月22日に正式なリリースが出された)。

anytimes上に法人のサービスも並ぶように

 

今後もANTIMESは、地域内の気軽な互助関係の中で新たな雇用や経済価値を生み出すプラットフォームとして21世紀型の地域の助け合いの仕組みを提供していく。

 

 

登壇者

株式会社エニタイムズ 代表取締役 角田 千佳 氏

慶應義塾大学法学部政治学科卒業。新卒で野村證券に入社し、その後IT企業を経て、 ”豊富な幸せの尺度を持った社会の実現”を目指し、 2013年に株式会社エニタイムズを創業。 同年末に、日常のちょっとしたお困りごとを簡単に依頼・請負できるサービス「ANYTIMES」をリリース。海や山、自然が大好き。
エニタイムズHPより引用

 

 

会社概要

代表者
角田 千佳
住 所
東京都港区南青山五丁目15−9 フラット青山 402
資本金
3.2億円(資本準備金を含む)
設立日
2013年5月1日
登壇日
2017年04月20日
URL
https://www.any-times.com/
テーマ
,
事業提携ニーズ