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室内の人やペットを検知したり、電気代を節約
温度・湿度・人感・照度・ノイズセンサー搭載のスマートリモコン「Nature Remo」

 

 

ピッチ概略

以下は当日のMorning Pitchのピッチ概略です。ただし、運営事務局が一部編集しております。

電力の需要をコントロールするIoTデバイス

Nature Japan株式会社は、温度・湿度・照度・人感・ノイズセンサーを搭載し、電気需要のピークもコントロールできるスマートエアコン「Nature Remo」を開発している。

2011年の東日本大震災が発生した当時、総合商社に勤務していた私(代表の塩出氏)は大手電力会社と一緒にインドネシアの石炭火力発電の事業に携わっていた。当時は震災による福島第一原子力発電所の被害についての報道がたくさんされており、今まで当たり前だと思っていた中央集権的な発電形態はもはや限界で、今後はより分散化したエネルギー消費社会を作りたいと思った。

分散化したエネルギー消費社会を実現する手段として考えたのがディマンドコントロールという方法だ。これは年間の電力消費をグラフ化した時、出っ張ったピークの部分を代替するというもので、つまり単純に供給を増やすのではなく需要の方を制御する仕組みである。

家庭の電力需要は夏に最大で、全体の電力を下げるためにはここのコントロールが必要

 

そこで着目したのが、日本では電力全体の30%が家庭で消費されており、その内の50%が空調によって消費されているという事実だ。つまり日本全体のエネルギー消費の15%が家庭用エアコンで消費されているということだ。夏はエアコンをつけると寒く、消すと暑くて寝苦しいような、温度調整の難しさという課題の解決も兼ねて開発したのがNature Remoである。

 

人がいないときには自動で電源が切れるエアコン

Nature Remoは既存のエアコンをスマート化することで、電力のピーク需要コントロールとユーザの快適性向上を実現するIoTプロダクトだ。「ハードウェア」と「アプリケーション」「データ/API」の3つが一体となってサービスを構成している。

Nature Remoのハードウェア

 

使用方法は簡単だ。まずNature Remoをエアコンの側に取り付け、家のWi-Fiに接続する。そしてスマートフォンのNature Remoアプリ上で自分のエアコンを登録すれば、家に不在でもエアコンのオンオフが可能になる。

またNature Remo本体のハードウェアには、温度・湿度・照度・人感・ノイズを検知するセンサーが入っており、例えば部屋に人がいないときには自動的にエアコンの電源を切るといったことも可能だ。スマートフォンの位置情報と連動することで、家に近づいたら自動的に空調が付くようにするといった事もできる。

各種センサーとアプリが連携、またダッシュボードで電力を見える化している

 

Nature Remoを用いれば、家庭の電力消費が増加したら、エアコンの設定温度を調節したり、電源を消したりできるため、電力需要のコントロールが可能となるのである。

現在は、大手電力会社と協力してディマンドコントロールの実証実験を行うと同時に、Nature Remoをクラウドファンディングで2000台ほど販売することにも成功している。今後は、消費者にも手にとってもらいやすいように家電量販店等でも販売していくつもりだ。

 

 

登壇者

Nature Japan株式会社 CEO 塩出 晴海 氏

2008年スウェーデン王立工科大学にて情報工学の修士課程を修了後、2014年迄三井物産にて東南アジアの電力事業開発に従事。2016年5月ハーバード・ビジネス・スクールにてMBA課程を修了。(Nature, Inc. HPより引用)

 

 

会社情報

会社概要

代表者
塩出 晴海
住 所
Boston, MA, USA
資本金
非公開
設立日
非公開
登壇日
2017年03月16日
URL
http://nature.global/remo-jp/
テーマ
, ,
事業提携ニーズ