モーニングピッチ

登壇ベンチャー

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ロボットのソフトウェア開発からマーケティング支援まで
コミュニケーションロボットの総合コンサルティングサービス

 

ピッチ概略

以下は当日のMorning Pitchのピッチ概略です。ただし、運営事務局が一部編集しております。

ロボットが拡大してゆくという確信

ロボットスタート株式会社はコミュニケーションロボットを普及させるため、ロボットメーカーや一般企業に対するコンサルティング事業、webメディア『ロボスタ』の運営を行っている。ロボットスタート設立のきっかけは、Pepperなどのインターネットに接続可能なロボットが登場したことだった。人間とコミュニケーションを行うことを目的とするロボットが発売され、ロボットのソフトが作れる開発環境(SDK)が提供されるようになった。当時、インターネット業界で15年ほど働いていた創業メンバーは、ロボットがパソコンやスマートフォンのように今後拡大してゆくという確信を得てロボット業界に参入した。

 

コンサルティング事業とwebメディアでロボットの普及を進める

現在ロボットスタートは、主にロボットメーカーや一般企業に対するコンサルティングとコミュニケーションロボットに関するwebメディアを運営している。ロボットのハードウェアメーカーが抱える悩みは大きく、ロボットの魅力の訴求とアプリを作るディベロッパーが見つけることが難しいという2点が挙げられる。特に後者に関しては、開発環境のSDKを提供しても、それを活用してアプリを開発してくれる開発者に出会えないというケースが少なくないのだ。そこで、ロボットスタートは100社を超えるロボットアプリケーションの開発会社とのネットワークを活かして様々なアドバイスを行っている。
コンサルティングの事例としては、ロボットのアプリディベロッパー向けへの教育を行うにあたって、カリュキュラムの構築や教材の作成の他に、講師も行う。具体的にはロボットの仕様を把握してから、ターゲットの想定とコンテンツの制作をロボットメーカーに代わって行い、実際の授業も代理して行っているというものだ。実際にサービスを提供して形になった段階で、サービスが回るようになった段階で引き継ぎを行う。また、コンサルティングはロボットを作らない一般の会社にも提供している。依頼内容は様々で、ロボットに関する情報収集、経営戦略にコミュニケーションロボットを組み込むためアドバイスが欲しい、またコミュニケーションロボットに関するレポートを書いて欲しい等の依頼もある。
ロボットスタートではコンサルテインング事業に加えて、『ロボスタ』というwebメディアを運営している。webメディアを制作し始めたきっかけは、会社設立にあたり情報収集を行っていた時に、web上にコミュニケーションロボットの情報がほとんどなかったことである。コミュニケーションロボットの情報に関してはかなり幅広い情報を網羅しており、コミュニケーションロボットの業界地図をまとめて三ヶ月に一度のペースで配信している。

 

ロボット普及の先に見据える世界観

現状、ロボットスタートがコンサルティングとwebメディアの運営に注力している理由は、まずはロボットの普及を加速させる必要があると感じているからだ。実際に創業してみると、情報格差やロボット開発に必要な人材の不足など、乗り越えるべき課題が多くあることに気づいた。ロボットのハードウェアが普及するためにはディベロッパーなどの開発する人員を増やすことが必要であるし、ディベロッパーがアプリを作って、アプリが増えればコミュニケーションロボットの魅力も増大する。ロボットの販売台数が増加すれば、それに応じてロボット業界に参入するディベロッパーの数が増え、アプリの数も増加し、良いエコシステムが形成されると考えている。ロボットが普及した後には、ロボットの広告ネットワーク構築やロボットのアプリストアの運営、ロボットのユーザー分析など様々な可能性が広がっていると考えている。

 

会社概要

代表者
中橋 義博
住 所
東京都目黒区下目黒2-20-28 東信目黒ビル 7階
資本金
124,700,000円
設立日
2014年12月
登壇日
2016年12月01日
URL
http://robotstart.co.jp/
テーマ
事業提携ニーズ